【神社のいろは第59回】神棚の祀り方②!注連縄と紙垂の作り方・祀り方を学ぼう!

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前回は、第5章の最初としてお神札の納め方と神棚の向きを学びました。今回は、神棚の祀り方②——注連縄(しめなわ)と紙垂(しで)の祀り方について解説します。

「注連縄って何のため?」「紙垂の作り方は?」——神聖な空間を示すしるしについて、しっかり学びましょう!

目次

1. 注連縄とは何か

注連縄(しめなわ)は、神聖な場所を示すためのしるしです。神棚に注連縄を飾ることで、その空間が神様のいらっしゃる聖域であることを示します。

神社の本殿や鳥居にも注連縄が掛けられています。注連縄が掛けられた場所は「ここから先は神域である」という意味を持ちます。

代表的な形に七五三縄(しめなわ)——左側に7本、中央に5本、右側に3本の紙垂が付いた形式——があります。

2. 紙垂(しで)の意味

紙垂(しで)は、注連縄に付けられた之字型に切った紙片です。紙垂が付いている場所は、神聖で清らかな場所であることを示します。

紙垂の作り方は、長方形の紙を折り、切り込みを入れて之字状に広げます。家庭では、神棚用の紙垂セットを購入するか、奉紙(ほうし)で自作することもあります。

相撲の土俵入りの際、力士が腰に付ける紙垂も、神聖な場所——土俵——に入るための清めのしるしです。

3. 注連縄の祀り方

神棚の上部に注連縄を掛け、紙垂が左右対称になるよう調整します。注連縄は清潔な状態を保ち、古くなったら新しいものと取り替えます。

注連縄は、神棚のお祭りの際や、お正月の飾り付けの際に新しく取り替えます。常に清潔で美しい状態を保つことが大切です。

神棚の周囲は、常に清潔に保ちます。お供え物の腐ったものは速やかに下げ、ほこりを払い、心を込めて管理することが、神様への敬意の表れです。

4. 神聖な空間づくり

注連縄と紙垂は、神棚の空間を神聖なものにするための重要な要素です。神社の本殿の入口に掛けられた注連縄と同様、神棚の注連縄も「ここから先は神域である」ことを示しています。

神道では、穢れ(けがれ)と清め(きよめ)の区別が大切です。注連縄は、その境界を示すしるしとして機能します。

家庭の神棚でも、注連縄を飾ることで、日常の暮らしの中に神聖な空間を設けることができます。

【古事記トピックス】須佐之男命と清めのしるし

注連縄が示す「聖なる場所」の考え方は、古事記の神話にも通じるものがあります。古事記では、須佐之男命(すさのおのみこと)が出雲の国で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する逸話が有名です。

須佐之男命が大蛇を退治する前、大蛇の住む場所を特定し、穢れたものを見極めました。この「穢れと清めを区別する」思想が、神道の根本にあります。

注連縄は、穢れと聖なる空間を区別するしるしです。古事記の世界では、神々が活動する場所と人間の暮らす場所の境界が大切にされてきました。

古事記の「神産み」の段では、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から逃げ帰った際、水で身を清めた場所から様々な神が生まれました。この「水による清め」も、神道の清めの思想の源流です。

注連縄は、神棚だけでなく、神社の鳥居や本殿にも掛けられています。神棚の注連縄は、神社の本殿と同じく「神域の入口」を示すしるしなのです。

七五三縄の「七・五・三」の数字には、さまざまな説があります。奇数は縁起が良いとされ、左7・中5・右3の配置には、古来からの格式が込められています。

紙垂を自作する場合は、奉紙(ほうし)を使い、清潔な状態で作ります。切り込みの入れ方や折り方には、地域や流派によって微妙な違いがあります。

注連縄は、お正月の飾り付けとともに新しく取り替える家庭が多いです。一年の始まりに、神聖な空間を新たに整える意味もあります。

相撲の土俵入りに付ける紙垂は、神棚の紙垂と同じ「聖なる場所のしるし」としての意味を持ちます。神道の思想が、相撲という国技にも息づいているのです。

注連縄を掛ける高さは、神棚の上部が一般的です。紙垂が左右対称になるよう調整し、美しく整えることも、神様への敬意の表れです。

神棚の注連縄は、購入する場合と自作する場合があります。どちらの場合も、清潔な状態を保ち、古くなったら適切に取り替えましょう。

5. 注連縄の種類

注連縄には、七五三縄のほか、大注連縄、小注連縄など、さまざまな種類があります。神棚には、家庭の大きさに合った注連縄を選びます。

神社の本殿には大きな注連縄が掛けられ、鳥居にも注連縄が飾られます。神棚の注連縄は、これらの縮小版として、家庭の神域を示します。

注連縄の素材は、麻のほか、紙製のものもあります。紙製の注連縄は、手軽に購入でき、神棚用として広く使われています。

6. 紙垂の歴史と意味

紙垂は、古来より神聖な場所を示すしるしとして使われてきました。之字型に切った紙片は、神様の依り代としての意味も持ちます。

神棚の紙垂は、通常、白い奉紙で作られます。色付きの紙垂は、特定の祭祀で使われることがありますが、家庭の神棚では白が基本です。

紙垂の枚数や配置には、流派や地域によって違いがあります。一般的な七五三縄の形式を覚えておけば、試験には十分対応できます。

本日の学び直しまとめ

  • 注連縄=聖なる場所を示すしるし
  • 七五三縄は左7・中5・右3の紙垂
  • 紙垂は神聖な場所のしるし
  • 注連縄は清潔な状態を保つ
  • 土俵入りの紙垂も同じ意味

次回は、神棚の祀り方③——毎日の参拝とお供えについて学びます!


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はじめまして、こんにちは!当ブログ管理人のぽっちゃんです。

このブログでは、日本の神話である「古事記」の魅力や、神社文化をより深く楽しむための「神社検定」に関する情報を、分かりやすく楽しく発信していきます。

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