MENU
  • ホーム
  • 神社検定
  • 国史
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ
鳥居の前で足が止まる理由から、古事記と全国の神社を物語としてたどる。
神話と神社の道しるべ
  • ホーム
  • 神社検定
  • 国史
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ
  • ホーム
  • 神社検定
  • 国史
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ
神話と神社の道しるべ
  • ホーム
  • 神社検定
  • 国史
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 神社検定
  3. 夜の十時、由貴の食事が並ぶ。神嘗祭と月次祭、祈年祭と新嘗祭の神饌

夜の十時、由貴の食事が並ぶ。神嘗祭と月次祭、祈年祭と新嘗祭の神饌

2026 10/18
神社検定
2026年6月26日2026年10月18日
写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
目次

一年に、千五百を超えるお祭りがある

神宮の祭りの回数は、年間およそ千五百回以上です。正宮から別宮、摂社、末社、所管社まで、宮の数だけお祭りが枝を分けているからです。ほぼ毎日、どこかの宮で何かが動いている、という厚さです。その膨大な恒例祭典のうち、特に重いのが三節祭です。

10月15日から25日までが、神嘗祭(かんなめさい)。6月と12月の、それぞれ15日から25日までが、月次祭(つきなみさい)。この三つのお祭りを合わせて、三節祭と呼びます。さらに2月17日から23日までが祈年祭(きねんさい)、11月23日から29日までが新嘗祭(にいなめさい)です。

神宮の主祭神、天照大御神は皇祖神です。そのお祭りは、本来、天皇みずからが行う、重要な祭りでした。これらの祭では、皇室から天照大御神へ、幣帛が奉られます。そのうち月次祭以外の祭りには、勅使、すなわち陛下のお使いが遣わされます。天皇の手から神宮へ、ことばと布が届く。10月の神嘗祭、6月と12月の月次祭は、15日から25日まで、両宮から末々の社へ下りていきます。2月の祈年祭は17日から23日、11月の新嘗祭は23日から29日。稲の一年の前と後ろを、この日付が押さえています。伊勢の祭は、宮中の祭と、同じ暦の上に乗っています。

夜の十時に、由貴の食事が並ぶ

月次祭と神嘗祭では、「由貴大御饌(ゆきのおおみけ)」を奉り、神様に御食事を差し上げます。夜の十時から行われる、とされます。大御饌とは、神様のお食事のことです。清らかで立派な膳を、夜の闇のなかで供える。由貴大御饌が夜の十時に始まるのは、神の食事を、人の参拝できる時間に合わせないからです。月次祭と神嘗祭で、この膳が奉られます。参拝者が境内を歩ける時刻より、ずっと遅い。

神嘗祭では、その年に収穫された初穂が供えられます。内宮と外宮には、そのために専用に調えられた御饌が捧げられます。祭典の当日、皇居では天皇陛下が神宮を遥拝されます。同じときに、全国の神社で神嘗奉祝祭が行われます。懸税(かけちから)と呼ばれる、全国の農家から奉献された初穂も、そこに懸けられます。一つの新穀が、伊勢の夜と、各地の昼と、農家の田を同時に結びます。

初穂を神に返す行いは、収穫への感謝の核です。古事記の世界でも、食物と神との関係は深く描かれてきました。神嘗と新嘗は、その感謝を、季節の節目で大きく繰り返します。千五百回の祭りは、同じ感謝を、日常のリズムのなかへ細かく分けた営みでもあります。

米も塩も、火も、神宮のなかで調える

神宮が捧げるものは、米をはじめ、塩、酒、野菜、果物、鯛。さらに土器や、神様の衣服となる布など、広い範囲に及びます。その多くを、自給自足でまかなっています。神宮の手のなかで育った米や塩や酒が、夜の膳に上ります。買い揃えた品を並べる前に、神宮は自分の火と自分の土器で、神の食事を調えます。

外宮では、毎日、朝と夕の二度、神職が火鑽り具(ひきりぐ)を使って火を起こします。古式の方法で調理した神饌を神様に捧げるのが、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)です。年に一度の大きな祭りの底で、毎日の食事が途切れずに続いています。これらのお祭りを執り行うのは、大宮司、少宮司をはじめとする神職たちです。大きな祭りの夜と、毎日の朝夕は、別の時計です。由貴大御饌は月次祭と神嘗祭の夜十時に限られ、日別朝夕大御饌祭は外宮で毎朝夕、途切れません。初穂が懸税として並ぶ神嘗の季節も、祈年祭と新嘗祭の日付のあいだも、火鑽り具は朝と夕に火を起こし続けます。千五百回の枝は、この毎日の火を幹にして広がっています。天皇が皇居から遥拝する日も、全国で神嘗奉祝祭が開かれる日も、伊勢の膳は自らの米と塩と酒、野菜と果物と鯛、土器と衣服の布で調えられています。

食事を供える社殿そのものが、20年ごとに隣の敷地へ造り替えられます。次に見るのは、式年遷宮です。

← 前回:お伊勢さんと人は呼び、正式には神宮という。百二十五社の内宮と外宮

次回:東西の敷地を20年ごとに造り替える。持統天皇の代から続く式年遷宮 →

神社検定
神社のいろは 神社検定
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • お伊勢さんと人は呼び、正式には神宮という。百二十五社の内宮と外宮
  • 東西の敷地を20年ごとに造り替える。持統天皇の代から続く式年遷宮

この記事を書いた人

ぽっちゃんのアバター ぽっちゃん

はじめまして、こんにちは!当ブログ管理人のぽっちゃんです。

このブログでは、日本の神話である「古事記」の魅力や、神社文化をより深く楽しむための「神社検定」に関する情報を、分かりやすく楽しく発信していきます。

関連記事

  • 写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
    鳥居の前へ戻って、もう一度頭を下げる。連載が終わる日の最後の一礼
    2026年6月26日
  • 写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
    神社検定は初級の五十問から始まる。三十五分の三択、四つの級がある
    2026年6月26日
  • 写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
    国家の宗祀と呼ばれた神社から、八万の社を包む神社本庁が発足するまで
    2026年6月26日
  • 写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
    延喜式神名帳に二千八百六十一の社。官幣と国幣、一宮と二十二社の格
    2026年6月26日
  • 写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
    遠い大社の例祭の日、勅使が幣を運ぶ。常饌料と幣饌料に支えられた社
    2026年6月26日
  • 写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
    11月23日の朝、天皇は新穀を供える。大祭と小祭が刻む宮中の年
    2026年6月26日
  • 写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
    中央の賢所、左の皇霊殿、右の神殿。静かな宮中三殿という祈りの配置
    2026年6月26日
  • 写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)
    即位の朝、松の間で受け継がれる鏡・玉・剣。伊勢と熱田と宮中の神器
    2026年6月26日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

Recent Posts

  • 聖徳太子の新政を読み直す——冠位十二階と十七条憲法はなぜ生まれたか
  • 大和時代の暮らし——渡来人、須恵器、仏教伝来
  • ワカタケル大王——鉄剣銘が語る雄略天皇
  • 倭の五王と宋への朝貢——『宋書』倭国伝
  • 仁徳天皇——世界最大の陵と「民のかまど」

Recent Comments

  1. 人はなぜ、参道の真ん中を空けて歩くのだろうか。鳥居と鎮守の森の入口 に 祭りのあいだだけ、神はそこへ降りてきた。依代が社殿になるまでの物語 – 神話と神社の道しるべ より
  2. 赤い鳥居の奥で、稲は一粒から成っていく。お稲荷さんと狐と、初午祭 に 天神さまの牛を撫でる人は、右大臣だった人の雷と学問に静かに頭を下げる – 神話と神社の道しるべ より
  3. 琴平山の中腹に着くと、奉納された船絵馬が海上安全の歴史を語り始める に 火の用心の声が夜を渡るとき、愛宕さんと秋葉さんが同じ側に立っている – 神話と神社の道しるべ より
  4. 鞍馬と比叡に挟まれた貴船で、水の神は和歌と白馬の両方を受け取ってきた に 上賀茂と下鴨を結ぶ路次行列は、祭りをせよという神の言葉から続いている – 神話と神社の道しるべ より
  5. 社を新たに建て、神を移し、分けて合わせる。式年祭から分祀祭までの大祭 に 元日の朝から明治祭の日まで、一年を同じ日付で結んでゆく全国の中祭 – 神話と神社の道しるべ より

Archives

  • 2026年10月
  • 2026年8月
  • 2026年6月

Categories

  • 国史
  • 神社検定
  • ホーム
  • 神社検定
  • 国史
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ

© 神話と神社の道しるべ.

目次