【神社のいろは第66回】神葬祭の参列マナー!水引・香典と年祭の知識

写真ACより正規ダウンロードした写真(透かしなし)

前回は、忌中の神社参拝と神棚の再開について学びました。今回は神葬祭に参列する際のマナー——服装、水引、玉串料——と、五十日祭後の年祭を整理します。

「服装は?」「水引の色と結び方は?」「一年祭・三年祭とは?」——実務に近い知識です。

目次

1. 服装と基本マナー

神葬祭に参列することになりました。お供えや服装には一定のマナーがあります。

通夜祭に参列する時は、羽織を着用せず地味なスーツ等を着る、というのが本来のマナーでした。近頃では葬場祭・告別式のみの参列も多く、通夜祭のみの場合には喪服を着用することもあります。

2. 水引(みずひき)

お供えは弔事用のものを使います。水引は結び切りで、色は黒白・白銀です(地域によっては黄色や緑もあります)。

簡単に結べて何度も結べる「蝶結び」と、固く結んであり何度も解けない「結び切り」。違いが分かりますか? 蝶結びは何度あってもよい事に、結び切りは婚礼や葬儀など一度きりのことに使われます。

3. 表書きと玉串料

表書きは「御霊前」とする場合が多いです。玉串料、御玉串料などとも書きます。年賀になると「玉串料」「御榊料」などとも書きます。市販の封筒で蓮の絵が描かれたものは仏式です。

4. 五十日祭後の年祭

五十日祭後の年祭に参列する場合は、ダークスーツなどの服装になります。一年祭・三年祭・五年祭・十年祭などがあり、年月が過ぎるにつれ徐々に平服・華美でないスーツでかまわないとされています。

地域差もありますが、五十日祭は満中陰とされ、霊璽を仮霊舎へお遷しします。故人を弔う祭祀と共に、家の守り神として御霊舎へお祀りする、という意味へと変化していくのです。

【古事記トピックス】一度きりの儀礼

結び切りの水引は「二度と繰り返さない」願いを形にしたものです。葬儀という一度きりの別れに、蝶結びではなく結び切りを用いるのは、神道・仏教を問わず日本の儀礼文化に通じる考え方です。

本日の学び直しまとめ

  • 参列の服装は地味な喪服・スーツが基本
  • 水引は結び切り、色は黒白・白銀(地域差あり)
  • 表書きは「御霊前」「玉串料」など
  • 蓮の絵の封筒は仏式
  • 年祭:一年祭・三年祭・五年祭・十年祭など

次回は、地鎮祭・上棟祭・竣工祭——家を建てるときのお祭り①を学びます。


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はじめまして、こんにちは!当ブログ管理人のぽっちゃんです。

このブログでは、日本の神話である「古事記」の魅力や、神社文化をより深く楽しむための「神社検定」に関する情報を、分かりやすく楽しく発信していきます。

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