【神社のいろは第72回】遷宮の御用材と御装束神宝!御杣山から神宝まで

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前回は、神宮式年遷宮の意味と歴史を学びました。今回は遷宮の御用材御装束神宝について解説します。

「御杣山とは?」「神宝には何があるの?」「古材はどうなるの?」——遷宮を支えるモノの世界です。

目次

1. 御杣山(みそまやま)

遷宮の御用材を「御杣山」といいます。持統天皇の御代から鎌倉時代中期まで、御杣山は神路山と高倉山でしたが、江戸時代中期以降は木曽地方へと今に至っています。

神宮では再び宮域林で木を育てるように、大正時代末頃から宮域林で植栽を進め、二百年後の御用材確保のために檜を育成しているのよ。

第62回式年遷宮の御用材確保は約1万本。中には樹齢400年以上の巨木もあります。

2. 古材の再利用

20年のお役目を果たした御用材は「撤下古材」と称し活用されます。例えば内宮・外宮・御正殿の棟持柱は鳥居に、削り直されて宇治橋に立つ。次の遷宮では関の追分や桑名七里の渡し口の鳥居にされます。

その他にも被災した神社や縁の深い神社などへ下げられ用いられてきました。これから神々の御料・各宮の御正殿にお納めする20年間の保管を経て、次回の遷宮で撤下されます。

3. 御装束神宝

御装束神宝は約六百点。御神宝装束は、平安時代の「儀式帳」の規定されたのっと古式通りに調製されたものの時代もあって調製されてきたのよ。古式のままに調製されるのよ。

神宝とは、紡織具・武具・日用品など。神宝の衣服・装飾品。神座や殿舎の敷設品(衾・褥・幔など)。遷御に用いる品々の総称です。

4. 神宮徴古館

明治以前は、燃え尽きた神宝類はすべて埋められたりされていました。現在はすべて保存され、その一部は神宮徴古館で拝観することができます。内宮・外宮の神宝に限っては新宮の西宝殿に移され、更に20年後に撤下されます。

【古事記トピックス】調える技

神宝が古式にのっとって調製されることは、神話の時代から続く「正しく整えて神に捧げる」精神の継承です。武器・織物・日用品までが神宝に含まれるのは、神々の暮らしと人の暮らしが地続きであったことを示します。

本日の学び直しまとめ

  • 御用材は御杣山(かつては神路山・高倉山、のち木曽など)から
  • 約1万本規模の檜などが用いられる
  • 古材は鳥居や他社へ再利用される
  • 御装束神宝は約六百点、古式にのっとり調製
  • 神宮徴古館で一部を拝観できる

次回は、お伊勢参り——江戸時代のおかげ参りまで学びます。


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はじめまして、こんにちは!当ブログ管理人のぽっちゃんです。

このブログでは、日本の神話である「古事記」の魅力や、神社文化をより深く楽しむための「神社検定」に関する情報を、分かりやすく楽しく発信していきます。

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