神社検定– category –
神社検定の学習に役立つ「神社のいろは」シリーズ。古事記・神社・作法・歴史をわかりやすく解説します。
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神社検定
元日の朝から明治祭の日まで、一年を同じ日付で結んでゆく全国の中祭
1月1日の歳旦祭から3日の元始祭、2月11日の紀元祭、23日の天長祭、4月29日の昭和祭、10月17日の神嘗祭奉祝祭、11月3日の明治祭まで。中祭は大祭の次に、皇室と国の一年を全国の神社で同じ日に結んでいる。神嘗は伊勢、新嘗は全国の祭だ。 -
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社を新たに建て、神を移し、分けて合わせる。式年祭から分祀祭までの大祭
3年から100年、以後も100年ごとに迎える式年祭。初めて神を座らせる鎮座祭、仮殿を経て本殿へ戻す遷座祭、神霊を合わせる合祀祭、分霊を新しい社へ分ける分祀祭。鹿島と香取の12年、伊勢の20年を手がかりに、神の移動をたどる。いずれも臨時の大祭である。 -
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春に豊作を祈り、秋に新しいお米を返す。例祭・祈年祭・新嘗祭の一年
例祭の日は神社ごとに違い、春と秋の二度になることもある。2月17日の祈年祭は豊作を祈る春祭り、11月23日の新嘗祭は新しい穀を返す秋祭りだ。宮中の新嘗は24日まで続く。養老令の昔から続く一年の骨格を歩く。この三つが、毎年の三大祭である。 -
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境内がざわつく前に、神を客として迎える。大祭・中祭・小祭という地図
祭りの朝、神は招かれる客として境内へ降りる。まつらふは感謝であり奉仕でもある。神饌と清めと誠を支度に、大祭・中祭・小祭の分かれを、岩戸の外へ供えられた食事の記憶とともにたどる。歳旦祭は中祭、新嘗祭は大祭と、日付が濃さに結びつく。 -
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火を噴く山を浅間と呼び、人は富士そのものを神体として拝み続けてきた
浅間とは、火を噴く山を指す言葉だ。信仰の相手は富士山そのもので、総本社は静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社。主祭神は木花咲耶姫命。大同元年に現在地へ社が建ち、江戸には七つの登山口ごとに浅間神社があった。いま残る登山道は、四つになった。 -
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松尾山の麓に並ぶ酒樽は、大山咋神への良醸の祈りを今も積み重ねている
京都市西京区、松尾山の麓に着くと、全国の酒造家が奉納した酒樽の列が参拝者を迎える。祭神の大山咋神は古事記で山末之大主神とも呼ばれ、日吉大社と同じ神だ。大宝元年より前から、この湧水で酒が醸されてきた。11月の新嘗祭では、新米の酒が神前に並ぶ。 -
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鞍馬と比叡に挟まれた貴船で、水の神は和歌と白馬の両方を受け取ってきた
鞍馬山と比叡山に挟まれた貴船川の源流に、貴船神社はある。主祭神は水と雨を司る高龗神で、のちに大山咋神が合祀された。干ばつに奉納した白馬が馬の絵馬の始まりとされ、平安の歌人は雨を止める和歌をこの社へ捧げた。上賀茂の約500メートル上流だ。 -
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上賀茂と下鴨を結ぶ路次行列は、祭りをせよという神の言葉から続いている
賀茂川の上流に上賀茂神社、下流に下鴨神社がある。賀茂建角身命は八咫烏となって神武天皇を導いたと伝え、玉依姫命と祀り分けられる。5月15日の葵祭は賀茂祭とも呼ばれ、勅使の路次行列が二つの社を一本の道で結ぶ。行列の人は葵の葉を頭に飾る。 -
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大国主神が国を譲った出雲で、旧暦の10月は神々のいる月と呼ばれている
島根県出雲市の出雲大社は、巨大なしめ縄の奥で大国主神を祀る。国譲りの舞台であり、本殿の高さには約96メートルの口伝が残る。旧暦の10月は全国で神無月、出雲では神々が縁を談じる神在月と呼ばれてきた。神在祭は旧暦10月10日から始まる。 -
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名古屋の熱田で、草薙剣は人の目に触れぬまま武運を預かり続けている
名古屋市熱田区の熱田神宮は、三種の神器のひとつ草薙剣そのものを御神体とする。剣は八岐大蛇の尾から日本武尊の手へ渡り、43歳の遺言で尾張に鎮められた。主祭神の熱田大神は、建御名方神と同一視されてきた。剣は今も社の奥に秘され、直接は拝めない。 -
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海の正倉院と呼ばれる沖ノ島と、満潮の厳島が同じ三女神を祀っている
福岡の宗像大社は、田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命を御分霊の根本として祀る。沖ノ島は海の正倉院と呼ばれ、2017年に世界遺産となった。広島宮島の厳島神社は、同じ三女神を、満潮に浮かぶ朱の大鳥居の奥に迎える。平清盛が社を整えた海でもある。 -
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神功皇后が船の安全を託した住吉の神は、今も反橋の先で海を見ている
大阪市住吉区の住吉大社に着くと、赤い反橋の先に四つの本宮が一直線に並ぶ。住吉三神は海の層を分け、第三本宮に和魂、第四本宮に荒魂を祀る。神功皇后の渡海の伝えと、住吉造の直線の屋根が、同じ境内に残っている。1月の初辰祭が、年の初めを告げる。
