神社検定– category –
神社検定の学習に役立つ「神社のいろは」シリーズ。古事記・神社・作法・歴史をわかりやすく解説します。
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神社検定
琴平山の中腹に着くと、奉納された船絵馬が海上安全の歴史を語り始める
香川県琴平町、琴平山の中腹に金刀比羅宮がある。海上から山が浮かび、主祭神は大物主神の和魂だ。金毘羅大権現の時代を経て社名は変わり、禁足だった山の境内に、船乗りが航海の礼として奉納した船絵馬が今も残っている。四国参詣の人も、この坂を上った。 -
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火の用心の声が夜を渡るとき、愛宕さんと秋葉さんが同じ側に立っている
京都の愛宕山に着くと、火を預かる神の静けさがある。祭神の名は違っても、浜松天竜の秋葉山本宮秋葉神社も火防の神だ。戦国の武士から江戸の町人の火の用心へ広がり、12月の松明と2月の初辰祭が、いまも火災除けの夜をつないでいる。 -
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春日大社の神鹿が横切る参道の先で、四柱の神は一つの明神になっている
春日大社は藤原氏の氏神で、768年に奈良の春日山の麓へ創建されたとされます。武甕槌・経津主・天児屋根・比売神の四所明神は、一つの春日大明神です。神鹿が歩き、3月の春日祭と、2月・8月の万灯籠が夜を照らします。世界遺産にも登録されています。 -
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伊勢神宮以外で神宮と呼ばれる香取と鹿島は、海と雷とで国土を鎮めた
古く伊勢神宮以外に神宮と呼ばれたのは、香取神宮と鹿島神宮です。千葉の経津主大神は漁業と海運、茨城の建御雷神は武運を司ります。日本書紀では天孫降臨の前に二神が国土を平定し、のち春日大社へも勧請されました。鹿島には、地震を鎮める要石もあります。 -
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三角形を戴いた鳥居をくぐると、比叡の日吉さんが山王さんと名を変える
大津市の日吉大社は比叡山の麓に鎮座し、大山咋神をまつる日吉・日枝・山王の総本社です。延暦寺の鎮守として山王権現と呼ばれ、徳川家康は江戸城の守りとしました。鳥居に載る三角形は、山の形をしています。4月の山王祭には、神馬が立ちます。 -
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夏にも雪の残る越の白山で、菊理媛神は人と神とのあいだの祈りを結ぶ
白山は富士山・立山と並ぶ日本三霊山で、石川・岐阜・福井にまたがる越の霊峰です。総本社・白山比咩神社の菊理媛神は祈り結ぶ神とされます。九頭竜川など五つの川の源で、死者の魂が鎮まる山とも信じられました。平泉寺と長滝の白山神社も、その枝です。 -
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祇園さんと天王さんは、八坂に坐る素戔嗚尊の古い二つの呼び名だった
京都市東山区の八坂神社は、旧称を祇園社といい、主祭神は素戔嗚尊です。神仏習合では牛頭天王・武塔天神と同一視されました。7月の祇園祭は疫病を鎮めるために始まり、茅の輪と山鉾が今も町を祓います。日本三大祭りの一つとして京都の夏を占めます。 -
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諏訪湖のほとりを囲む四つの社に、本殿はなく6年に一度の御柱が立つ
諏訪湖の諏訪大社は上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮の四社で、約1万社の総本社です。建御名方神は風の神にして日本第一大軍神とされます。6年に一度、上社と下社がそれぞれ四本の御柱を山から立てます。中世には武田信玄も篤く信仰した神社です。 -
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那智の滝そのものが神体である土地で、熊野三山の三柱は死者の国を分かつ
和歌山の熊野三山は本宮・速玉・那智の三社です。祭神は素盞嗚尊、伊弉諾尊、伊弉冉尊と結ばれ、創祀は崇神65年、景行58年、仁徳5年と伝えられます。御師と比丘尼が参詣道を全国へ延ばし、今は世界遺産の霊場です。滝は落差133メートルです。 -
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天神さまの牛を撫でる人は、右大臣だった人の雷と学問に静かに頭を下げる
天神さまは平安の右大臣、菅原道真です。藤原時平の讒言で九州へ左遷され、2年後に59歳で没しました。落雷や乱ののち火雷天神と恐れられ、太宰府と北野の天満宮から、学問の神として寺子屋へ広がります。境内の牛と飛梅は、道真の象徴です。 -
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赤い鳥居の奥で、稲は一粒から成っていく。お稲荷さんと狐と、初午祭
最も数の多い神社、稲荷の総本社は京都市伏見区の伏見稲荷大社です。祭神の宇迦之御魂大神は食物の神で、狐は春降り秋上りの使いとされます。2月最初の午の日に行う初午祭では、油揚げや米や稲穂が供えられます。江戸の商店へも祀られました。 -
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八幡さんの奥に坐っているのは、第15代の応神天皇だった。父母と三女神
全国に約2万社ある八幡さんの主祭神は、第15代の応神天皇です。母の神功皇后と父の仲哀天皇を八幡三神と呼び、宗像の三女神とも結ばれます。京都府の石清水八幡宮から、鎌倉の鶴岡八幡宮へ、源頼朝の手で武士の守護神は広がっていきました。
