2026年– date –
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神社検定
宮司の名札の下に、権宮司から出仕まで神職の役職が静かに並んでいる
神社の神職は宮司、権宮司、禰宜、権禰宜、出仕の順に並びます。資格は特級から四級、位階は浄階から直階までで、二つの制度は別です。伊勢や諏訪のような大社には補佐が厚く、小さな神社は宮司ひとりのこともあります。祝詞を奏上する役の並びです。 -
神社検定
修祓から親族の杯まで、神の前で進めていく結婚式の十の次第をたどる
神前結婚式は修祓から始まり、三三九度、誓詞、玉串、親族の杯を経て斎主の拝で閉じます。明治33年、賢所で皇太子のご婚儀があり、翌年に日比谷大神宮で一般の式が行われました。三口ずつの作法は平安の酒宴に遡ります。二人の門出を神が見守ります。 -
神社検定
災いが近づく歳は、役を担い始める歳でもある。前厄・本厄・後厄と厄払い
厄年は災いが降りやすいと考えられてきた年齢で、数え年で迎えることが多い。男性の本厄は二十五、四十二、六十一。女性は十九、三十三、三十七。前厄と後厄を挟み、なかでも四十二と三十三は重い。役を担う晴れの歳として、厄払いをたどる。 -
神社検定
産着の赤子と、帯を解く七つの歳。初宮詣と七五三が神に報告する成長
初宮詣は誕生後はじめての氏神への挨拶で、お宮参りとも呼ぶ。7日目から100日ほどが目安だ。七五三は3歳の髪置、5歳の袴着、7歳の帯解で、11月15日に行われることが多い。帯祝いと安産祈願も、誕生の前後にある。入学や還暦も、氏神へ報告する歳だ。 -
神社検定
6月の終わりと大晦日に、茅の輪を三度くぐる。大祓が一年を折るとき
6月30日は夏越の祓、12月31日は師走の祓。大祓は一年を二期に分ける独立した祭祀で、形代に罪と穢れを託し、茅の輪を三度くぐる。大祓詞と切麻、武塔神の故事、伊弉諾尊の禊と素戔嗚尊の追放までを、草の輪の下でたどる。宮中でも、古くから続く。 -
神社検定
わっしょいの肩の上で、神は氏子の町を見て回る。神輿と神幸と還御の一日
例祭の日、普段は本殿にいる神が神輿に乗り、氏子の町を渡る。この出で立ちを神幸、宮へ戻ることを還御という。屋根の鳳凰、四角から八角までの屋形、船での渡り。厳島の管絃祭と那智の火祭も、神を喜ばせる町の祭りだ。担ぐ若者も、身を清めて奉仕する。 -
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御扉が開くとき、オーと声が上がる。祭りを十四の段でたどると見えるもの
祭りの日は、清掃と参進、修祓、宮司の拝、御扉を開くオーの声から始まる。献饌と祝詞、献幣と神楽、玉串拝礼のあと供えを下げ、直会を経て退出する。十四の段は神をもてなす順だ。小祭では、本殿の扉は開かない。警蹕は、神のお出ましを告げる畏れの声だ。 -
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幟の立たない早朝にも、神前にはまだ膳がある。日供祭・月次祭・除夜祭
大祭の日に幟と日の丸が立つあいだを、小祭が静かに埋める。毎朝早い日供祭、1日や15日の月次祭、大晦日の夜の除夜祭。氏子と社会の平安を祈り、神と人のつながりを一日も欠かさないための膳の意味を、朝の境内からたどる。月次は、つきなみとも読む。 -
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元日の朝から明治祭の日まで、一年を同じ日付で結んでゆく全国の中祭
1月1日の歳旦祭から3日の元始祭、2月11日の紀元祭、23日の天長祭、4月29日の昭和祭、10月17日の神嘗祭奉祝祭、11月3日の明治祭まで。中祭は大祭の次に、皇室と国の一年を全国の神社で同じ日に結んでいる。神嘗は伊勢、新嘗は全国の祭だ。 -
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社を新たに建て、神を移し、分けて合わせる。式年祭から分祀祭までの大祭
3年から100年、以後も100年ごとに迎える式年祭。初めて神を座らせる鎮座祭、仮殿を経て本殿へ戻す遷座祭、神霊を合わせる合祀祭、分霊を新しい社へ分ける分祀祭。鹿島と香取の12年、伊勢の20年を手がかりに、神の移動をたどる。いずれも臨時の大祭である。 -
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春に豊作を祈り、秋に新しいお米を返す。例祭・祈年祭・新嘗祭の一年
例祭の日は神社ごとに違い、春と秋の二度になることもある。2月17日の祈年祭は豊作を祈る春祭り、11月23日の新嘗祭は新しい穀を返す秋祭りだ。宮中の新嘗は24日まで続く。養老令の昔から続く一年の骨格を歩く。この三つが、毎年の三大祭である。 -
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境内がざわつく前に、神を客として迎える。大祭・中祭・小祭という地図
祭りの朝、神は招かれる客として境内へ降りる。まつらふは感謝であり奉仕でもある。神饌と清めと誠を支度に、大祭・中祭・小祭の分かれを、岩戸の外へ供えられた食事の記憶とともにたどる。歳旦祭は中祭、新嘗祭は大祭と、日付が濃さに結びつく。
