神社のいろはの連載一覧です。第1回は鳥居と鎮守の森から読めます。
記事一覧
-
国史
日本の磨製石器は世界最古級——岩宿が開いた先土器時代
前回は、人の起源と、この列島に人が立った話を見ました。縄文の遺跡からは、いまの日本人とほぼ同じ特徴の人骨も出ています。では、その人たちは、どんな道具を使っていたのでしょうか。 岩宿が覆した、「石器はない」という常識 長いあいだ、日本には旧... -
国史
人の起源——神話と科学が、それぞれ語ること
前回は、伊耶那岐神(いざなきのかみ)と伊耶那美神(いざなみのかみ)が島々を生んだ話を見ました。列島は、一つの国として語り始められます。では、その島に立つ人は、いつ、どこから来たのでしょうか。 人類がどのように誕生したのか、実はまだ十分には... -
国史
日本列島の誕生——古事記が語る国生み
前回の年表では、世界の王朝が生まれては滅びるなかで、日本だけが古代からいままで途切れずに続いてきたことを見ました。では、その日本というまとまりは、そもそもどのように語り始められるのでしょうか。 土器も、人の足跡も、まだ出てきません。国史の... -
国史
世界各国王朝略年表——途切れぬ日本、興亡を繰り返す世界
世界の王朝は、立っては倒れ、国のかたちを何度も作り直してきました。中国も朝鮮も、ローマもイスラムも、帝国が生まれては滅びています。 日本だけが、古代からいままで、国のかたちが途切れずに続いています。この年表は、その違いを一目で見るためのも... -
神社検定
鳥居の前へ戻って、もう一度頭を下げる。連載が終わる日の最後の一礼
境内、作法、八幡や稲荷、祭、神棚、伊勢、宮中三殿と神器、式内社から神社本庁までを歩いた連載が閉じる。神社検定の初級は五十問三十五分。古事記は712年に成った。くぐったあとに振り返り、もう一度頭を下げるところが、本当の終わりである。 -
神社検定
神社検定は初級の五十問から始まる。三十五分の三択、四つの級がある
神社検定は神社本庁が監修し、日本文化興隆財団が実施する。級は初級、参級、弐級、壱級。初級は五十問の三択で三十五分、オンラインもできる。範囲は古事記、作法、鳥居や鰹木、氏神、祭、伊勢の基礎である。申込は前年12月から5月までを目安に確認する。 -
神社検定
国家の宗祀と呼ばれた神社から、八万の社を包む神社本庁が発足するまで
御成敗式目は神を敬う一文から始まる。明治元年に神祇官が復興し神仏判然令が出て、神社は国家の宗祀とされた。官幣と国幣は大中小、その外に府県郷村と無格社。伊勢は社格の外。昭和21年、約八万社の神社本庁が発足した。招魂社から靖国へ。 -
神社検定
延喜式神名帳に二千八百六十一の社。官幣と国幣、一宮と二十二社の格
延喜式神名帳に載る式内社は二千八百六十一社。官幣は神祇官、国幣は国司が幣を出し、大社と小社に分かれた。一宮の下に二宮と三宮、総社は諸神を一か所へ勧請する。二十二社は十六から増え、上七社に伊勢や春日、松尾が並ぶ。松尾は正一位。 -
神社検定
遠い大社の例祭の日、勅使が幣を運ぶ。常饌料と幣饌料に支えられた社
勅祭社には天皇の使いである勅使が例祭に立ち、幣帛を奉る。伊勢の内宮外宮、春日、熱田、明治、靖国、石清水、香取、鹿島が名を連ねる。常饌料は毎年の米と金、幣饌料は勅祭の当日の供えである。新嘗と神嘗、祈年祭がその線上にある。東北から九州へ広がる。 -
神社検定
11月23日の朝、天皇は新穀を供える。大祭と小祭が刻む宮中の年
皇室の祭祀は恒例と臨時、大祭と小祭に分かれる。掌典長と次長が各一名、掌典五名、内掌典五名。歳旦から祈年、神嘗、新嘗、旬祭、毎朝御代拝まで一年を刻む。祭祀令は明治41年に制せられ、昭和22年5月2日に廃された。昭和30年に大要が戻る。 -
神社検定
中央の賢所、左の皇霊殿、右の神殿。静かな宮中三殿という祈りの配置
宮中三殿は中央の賢所に天照大御神、向かって左の皇霊殿に歴代の御霊、右の神殿に天神地祇を祀る。新嘗は御斎場と神嘉殿、墓所は山陵。御鏡は温明殿を経て、明治2年の奉告からいまの三殿の配置へつながった。源氏物語の温明殿から続く。 -
神社検定
即位の朝、松の間で受け継がれる鏡・玉・剣。伊勢と熱田と宮中の神器
三種の神器は八咫鏡、八尺瓊勾玉、天叢雲剣である。鏡と玉は天岩戸の祭に、剣は八岐大蛇の体内から現れた。本体の鏡は伊勢へ、剣は熱田へ移り、写しと勾玉は宮中に残る。令和元年5月1日、松の間で剣璽が承け継がれた。勾玉は剣璽とともに証である。












